2015.10.12
この写真の楽器、見たことありますか?
ピアニストにとってもほかのどんな音楽家にとっても勉強を欠かすことのできない偉大な作曲家バッハ。このバロックの時代にはヘンデルなどほかの偉大な作曲家もおり、すぐれた作品が今なお演奏されて人の心に感動を与えています。
ところで、バッハの時代にはまだピアノはでき始めたばかりであまり普及しておらず、鍵盤楽器と言えばオルガンやチェンバロが主に演奏に使用されていました。つまり、バッハはそれらの楽器を使用する前提で曲を書いていたのですからそれらの楽器を研究することも大切なことです。
宝塚音楽アカデミー~ピアノ・ソルフェージュ教室~のレッスン室には、小型ながら本物のチェンバロがあります。
代表講師の先生は学生時代から10年ほどピアノと並行してチェンバロの勉強もしていたので、ピアノとチェンバロの共通点や違い、それぞれの長所などをよく知っています。
それらを考え合わせるとバッハの作品などはとてもよく理解できるので、生徒さん達にも適当な時期に一度は触ってみて、ピアノでバロックの作品を演奏するときの参考にしてみて貰いたいと思っています。
常にできる限り曲の本質に迫る、宝塚音楽アカデミーでは楽しくそんな経験もしながら、自然に本格的な演奏が身につくことを願って日々のレッスンを重ねています。