2016.03.12
奈良県大和高田市の
ピアノとリトミック おんがくきょうしつSorriso(ソリッソ)です♪
昨日のピアノレッスンでのこと。
今、ブルグミュラーの25番練習曲の「小さな嘆き」を練習中のIちゃん。
おうちで練習しているとき、お母さんに
「小さい嘆きなのになんでそんなにすごく悲しいの?」
と言われたそうです。
そこでIちゃんは、
「小さい嘆きってどのくらい?」とお母さんに聞くと、
「お兄ちゃんが弟にシュークリームを勝手に食べられたってくらいじゃない。」
との答えだったと教えてくれました。
そのおうちには弟はいなかったはず・・・。なぜ弟?なぜシュークリーム?と思いつつ、
ナイス!お母さんでした。
そこで小さな嘆きがどのくらいの悲しみかの話し合いになりました。
Iちゃんが、
「わかった!飼っていたペットが死んだ。」
「それは大きいだろう。」
「だから犬とかじゃなくて、金魚とか・・・」
「飼っているペットの種類ではない。それでも飼ってた人にとっては大きいよ。」
・・・・
「そうだ!給料日に給料の入った袋がドブ川におちた。」
「!?それも大きい!先生だったら1ヶ月路頭に迷っちゃう。」
・・・・
「やっぱりシュークリームくらいかな・・・」
そして話し合いの結果は、
『せっかく買ったホールのケーキを持って帰る途中で落としてつぶしてしまった。』
ということになりました(笑)
こどもの疑問や発想っておもしろいですね。
ちなみにIちゃんの最初の「小さな嘆き」がなぜそんなに悲しくお母さんに聴こえてしまったかというと、
すごくスローテンポの上、とにかく悲しく弾かなきゃと思ったIちゃんの音のだし方が原因でした。
その弾き方だったら先生も泣いちゃう・・・。
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