2015.04.08
「ホンマでっか!?TV」で
脳科学者の澤口先生が、【ピアノは脳に良い!】と言われているのは有名なお話ですよね。
私たちには「右脳」と「左脳」という2つの脳がありますが、
脳は身体に命令を出す司令塔な役割があります。
左脳は、「じっくり記憶」することが得意で、B波を出し、
論理的思考、計算、言語認識、空間認識を司っています。
一方右脳は、無意識で「瞬間記憶」することが得意で、
「リラックス」を感じてα波を出します。
ひらめき、イメージ記憶、想像力、直観力、芸術などを司っています。
両方の脳を動かしてピアノを練習すること、つまり
ピアノのトレーニングは、「脳のトレーニング」
にもなり、脳に基礎体力が身に付きます。
ピアノの上達によくないのが、「無関心」「無感動」なんです。
感動したり、素敵だなと思う心が心豊かにもなりますし、表現力を高めることにもなります。
もちろん、ピアノが脳によいので習っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
純粋にピアノが好きになって欲しいと思っています。
ピアノを弾くことが好きで、弾いているうちに他の記憶力や前向きな姿勢や継続する力が身に付いたことで、いつの間にか、豊かな感性が身についてきた…
となることを願っています。