2016.06.30
今日は、チェンバロ奏者で古楽器を専門に研究していらっしゃる先生にお会いして来ました。
ピアノのレッスンもされていて、コンクールの審査員もなさる、ご多忙な方です。
でも、とても気さくで、目の輝きが素晴らしい方だなという印象でした。
私が日頃、レッスンで困っていることや、指導法などについてアドバイスしていただきました。
先生は生徒さんひとりひとりの生活のリズムや、将来的な方向性まで考慮して、レッスン内容を工夫されています。
発達障害のお子さんも受け入れ、音大受験生のレッスンもみていらっしゃいます。
レッスンに「こうでなきゃだめ」「こうあるべき」という縛りはないとおっしゃっていました。
皆、一律に体系にのっとった指導をしなくちゃならないと思い、やらせてきた教材も、時には省き、重要なところだけをしっかり教えておけば大丈夫、と具体的にお話し下さいました。
なるほどと、少し気が楽になりました。
例えばバッハのインベンションについては、ピアノできれいに表現できるのは2、3曲ですよ、とおっしゃって、その3曲、宿題にいただきました。ツェルニーなどのエチュード類の扱い方も独自性があります。
また、次回のお約束しました。
目からうろこのレッスン法を勉強させていただけそうで楽しみです。