2016.06.09
人は皆、あまのじゃくなところがあります。
何かを強制されると拒否したくなり、放任されると自らを律するものです。
子育てがまさにそうだと思います。
親が手を出し、口を出し、お金もだして、子供を管理しようとすると、ある時猛反発がおこりり、手に負えない状況になってしまうこともあるでしょう。
放ったらかしが過ぎても愛情不足を感じ、卑屈になってしまうかも知れませんね。
私自身、振り返れば思い当たることが多々あります。
さて、生徒さんにも、それが少しだけ当てはまるように感じます。
例えば練習なしでレッスンに来ていいとした中学生は、最近は土日に練習していると、お母様から聞いています。確かに以前より積極的に見えます。
それから、3冊のテキストのうち、嫌いな1冊があるK君にそのテキストは譜読み練習に使うことにしようね、と言ってみたら、なぜかよく弾いてくるようになりました。
レッスンはまず気持ちの負担を軽くして、こちらも生徒さんの出かたを待つ余裕が必要ですね。きちきちやればいいとも言い切れないのかな。
長く続けるには押したり、引いたりして向き合うことですかね。