2016.04.15
今日は高学年の生徒さんのレッスンでした。
長い曲になると、全体を見渡せていないせいか、どこに盛り上がりがあるのかよくわからない演奏になっています。
たいてい、最後のページが派手で、テクニックも必要な場合が多いと思います。ところが、最初から最後まで同じようなペース配分で、最後に息切れしてしまうのです。
今日のレッスンでも、さかんに色々なストーリーを思い描きながら、場面展開をし、最後はハッピーエンドかどんでん返しか、などと 解説しました。
でも口で言うより、聴いてもらうほうが早いと考え、少しオーバーにやってみました。
すると、ため息をついて、「音楽ってすごいですねー。」と言ってました。
何か刺激をうけた感じでしたね。
聴く人の心に届くように表現して欲しいんですよ。
難しい要求なんでしょうか?