2016.02.21
このところ、ちょっと元気がない生徒さんがいました。
わけを聞いてみると、発表会の曲が難しくて弾けないと言うのです。練習はというと、兄弟が練習の邪魔をするとか、宿題が多いとかいろいろ言い訳しています。
ようするに、集中して練習できていないんですね。
「違う曲にする?」とわざと言うと「うん」とうなずいて下を向いてしまいました。
弾けない曲ではないので、このまま頑張ろうね、その変わり、レッスンにたくさん来てちょうだい?と言って、2日後にまた来てもらいました。
そうしたら、笑顔がもどって、少し弾けて来てるんですね。
「なーんだ、できるじゃない!」と背中をポンとたたくと、ホッとした様子です。
子供の気持ちはちょっとした言葉かけや、フォローですぐ変わります。
あきらめずに向き合うことなんですね。