2016.01.19
ご近所のお嬢さんで小学生の頃、レッスンに来てくださっていた方がその後音大ピアノ科を出られ、短期留学などピアノの道にすすまれました。
その方はのんびり楽しくピアノを弾いていたのですが、6年生のある日突然に「私はピアノの道に進みます」と宣言したのです。
その次の週のレッスンから人が変わった様に
エチュードも曲も完璧に練習してくるようになり、丸をあげるしかない状態でした。
その後、地元の中学に通いながら、かなり、遠くの音大の先生にレッスンをうけ、見事に音大附属高校に合格し、どんどんその才能を伸ばしていきました。何度か演奏会にもいかせていただきましたが、技術も表現力も優れたピアニストに成長されました。
私事ですが、うちの娘も6年生の時に、「声楽をやるから。」とはっきり言いました。中高と合唱部に所属し、部長もつとめ、音大声楽科に進みました。
今いる6年生の女子生徒さんに、将来何になりたいかたずねると、きちんと答えが返ってきます。そのためにはピアノが必須だという人、ピアノはあくまで趣味、ピアノの弾ける人でいたいなどそれぞれの道を目指しているようで楽しみな事です。