2020.02.11
アメイジンググレイスを始めた生徒さんが、弾きづらい、苦手と言うのです。
どうも、1ページ目が、バッハの曲のように多声部、つまりポリフォニーの編曲になっているのが原因らしいのです。
本人にとって決して難しい譜面ではないのですが、まだバッハなどのバロック音楽の経験がないので譜読みに慣れてなかったんですね。
右手メロディ、左手伴奏、またはその逆、みたいな楽譜ばかり見ていると起こりがちな戸惑いです。
でも、実際弾いて見るとハーモニーの美しさや絡み合うメロディがとても奥深いものです。ポリフォニー音楽の魅力です。
複数の人が歌っているように、縦ラインより、横に流れる旋律を奏でるうちに布の模様が浮き出るように音楽が出来上がるのです。
譜読み、面倒だけど弾いていくうちにきっと好きになると思いますよ。