2025.09.24
少し前になりますが、ヨーロッパ国際コンクール千葉本選の審査をしてきました。
このコンクールのユニークなところは、審査の紙に書くコメントだけではなく、最後にひとりひとりに口頭で講評をお話しできるところです。
限られた時間内で要領よくお話しするのは大変ではありますが、文字では書ききれなかったこと、書いたけど意味わかるかなあ、というようなことを補足できるので、ちょっとうれしいです。
今回は本選ということで、予選を通ってきた人たちが同じ曲で参加しておられるようです。予選でも審査した人にまた出会うこともあります。
審査員には名前を伏せられているので、はっきりとはわからないですが、ん?この人のこの曲、この間講評で伝えたことが反映されて進化してる?‥そしてあとで口頭での講評の際に持って来られた楽譜を見ると、私のお伝えしたアドバイスがしっかり書き込まれていたりして。
「あ、これやってみてくれたんだ〜、わかったよ〜、よくなったね♪」
私の講評がお役に立った?と思えるうれしい瞬間が何度かあって、ちょっと感動でした。