2024.11.17
鴨川華子先生にチェンバロレッスンを受け始めて10年以上になります。2年前から地元のピアノの先生もお誘いして仲間も増えて、今日はそのメンバーでのおさらい会。
私はバッハのパルティータ2番から数曲を弾きました。
チェンバロでの演奏は、音楽の形が見える表現、だと私は感じます。モダンピアノのように豊かなダイナミックに頼れない分、わずかな緩急や、アーティキュレーションなどで、ここからフレーズ始まりますよ、終わりますよ、この音大事ですよ、と伝える気持ちで演奏します。同じ8分音符でも音価を同じにしない、右手と左手の縦の線を合わしすぎない、不均等のおしゃれなニュアンスです。
そうやってチェンバロの表現を考えて楽譜を見ることに慣れると、バロックに限らずさまざまなスタイルの音楽で、ひとつひとつの音符の意味をよく考えるようになります。
バロック以後の音楽もその根っこを持って進化したわけですもんね。
そして何より倍音をたくさん含んだチェンバロの音は癒されるー。
演奏のあとは会場内のカフェで打ち上げランチ。仲間と一緒の充実した楽しい時間でした♡