2015.10.18
先日横山幸雄さんのコンサートに行きました。
とても良かったです。
完全なるファンです(笑)
プログラムはショパンの円熟期の作品で
32歳~34歳のころに作曲されたものを
演奏されました。
スケルツォ第4番からソナタ第3番まで
今日は横山さんが多忙のため
(コンサートの前日、九州で中村紘子さんの代役で急遽コンサートをされたらしいです)
開園時刻を過ぎて到着され、
到着と同時に演奏開始という
メンタル的にとてもハードな状況の中
今日も魂の込められた音楽を聴かせていただきました。
現在行われている
ショパン国際ピアノコンクールの話題にも
触れながらのコンサートでした。
20数年前に横山さんが出場された時の
1次予選、3次予選で弾いたという
マズルカやスケルツォも今日聴くことが出来ました
全てが自然で柔らかく豊かな音楽でした。
どこからどこへ向かって
どの音を大切に扱っているのか
とても良く伝わってきました。
私のような凡人はそもそも練習時間が足りないし、
もっと練習に励むしかない、
と分かっているんですが
どうしたらあんな音が出せるのかしら?
どうしたらあんな流れで弾けるのかしら?と
思いながらピアノの素晴らしい音色に惹きこまれて
あっという間の終演でした