2015.11.29
早いもので今年もあと1カ月になりました。
ここ二日間の冷え込みで
ストーブが活躍し始めました。
とつかピアノ教室です。
1年を振り返ってみて
今年はなぜかコンサートのお声がけが多く
たくさんコンサート会場に出かけてきました。
特に
辻井伸行さんの演奏を3回も!
11/26のミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、
ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 「皇帝」
では、素晴らしく回を重ねるごとに
辻井さんの演奏に磨きがかかってきていることを発見。
今までに、同じ演奏家の演奏を
1年に3回も、聴くことがなかったので、
初めての経験。
身近に
演奏家の成長を感じたことで
こういうコンサートの楽しみ方が
あるんだ!
感無量でした。
アンコールも会場の拍手が鳴り止まることがなく
リストの「ラ・カンパネラ」
これは、コンサートに出掛けた3回とも
アンコール演奏だったので
すごく変化を感じました。
彼の素直な優しい響きの鐘の音に
深みのある大人の鐘の音に変化していたのに
ビックリ・ポン!
またまた鳴り止まない拍手に
指揮者のワレリー・ゲルギエフさんの勧めで
2曲目のアンコール曲、ベートーベンの「月光」
今年の初めに
熱情ツアーで、ベートーベンを聴いた感動がよみがえってきて
「月光」を聴き入っていました。
彼が演奏すると、短調の曲も
体の隅々までピアノの音色がしみわたり
優しさの中に力強さを感じるベートーベンは
目が見えなくても
感性を研ぎすましているからでしょうね!
超、最高!
酔いしれてきました。