2026.03.19
昨年11月、ヨーロッパ国際ピアノコンクールで金賞を受賞したK君。
そのK君が、3月15日に行われた受賞者記念ガラコンサートの舞台に立ちました。
この受賞により、思いがけず私も「特別優秀指導者賞」をいただき、後日届いた賞状に驚くと同時に、K君の努力の積み重ねの大きさを改めて感じました。
会場は、由緒ある浜離宮朝日ホール。
誰もが簡単に立てる場所ではありません。
本番に最高の状態を持っていく――それは大人でも難しいことです。
4月から小学6年生になるK君も、忙しい毎日の中で出演を迷っていました。
それでも「せっかくの機会だから挑戦したい」と決意し、少しずつ練習を重ねてきました。
演奏曲は、ショパン「子犬のワルツ」とギロック「雨の日のふんすい」。
どちらも魅力あふれる、表現力が問われる作品です。
本番が近づくにつれ、私の心臓まで高鳴ってきます。
――いよいよK君の出番。
軽やかに始まった「子犬のワルツ」。
くるくると駆け回る子犬の姿が、目に浮かぶような生き生きとした演奏でした。
続く「雨の日のふんすい」では一転、力強く噴き上がる水の躍動感。
その堂々とした音に、思わず息をのみました。
舞台の上で、K君は確かに“輝いて”いました。
演奏後、「とても楽しかった」と話してくれたK君。
その一言に、すべてが詰まっているように感じます。
そして、3月22日にはグループ桐の発表会が控えています。
同じ曲でも、会場が変われば音楽もまた新しい表情を見せてくれるでしょう。
次はどんな演奏を聴かせてくれるのか――今からとても楽しみです。
これからも音楽が、K君の人生に寄り添う大切な存在であり続けますように⭐️