2024.12.24
ピアノ学習者にアンサンブルもぜひ経験してほしいと思って2016年から毎年開催しているアンサンブルコンサートの第8回目が12月21日に無事終了しました。
今回も、2回目から継続して来ていただいているチェリストの谷口賢記先生をお迎えしました。
今年はオープニングにシューベルトが作曲した歌曲「楽に寄す」という曲を谷口先生と私で演奏しました。
私は、曲のあとの挨拶で、楽しいことも辛いことも音楽が包み込んでくれるというこの曲の意味を紹介し、これからの人生を音楽と共に寄り添って歩んでほしいという願いを込めて演奏したことを伝えました。
さて生徒たちは当日の午前中に初めて谷口先生と合わせてアドバイスを受け、一旦自宅に戻って猛練習?をした上で午後のコンサートに臨みました。
生徒たちが本番でどんな演奏を聴かせてくれるかと不安と期待に満ちた気持ちで聴いていると、それぞれの頑張りの結果を自信を持って表現し、アンサンブルを心から楽しんでいる感じが伝わってきて、とても嬉しく思いました❤️
最後におこなったミニコンサートは、グラナドスの曲ではじめ、谷口先生のトークを挟みながら、4人の作曲家による4曲のアベマリアを演奏し、ピアソラのアベマリアに続くリベルタンゴで締めるという構成でした。
私にとっても普段弾かないグラナドスやピアソラの演奏はちょっとだけ冒険でしたが、生徒たちに負けずに演奏を楽しもうと思いながら弾きました。
そして、エンデイングではディズニーの「小さな世界」を会場の皆さんと一緒に歌いました。コンサートを高揚した気持ちで終わることができ、良い1年の締めくくりともなりました🌟
終わってみると生徒たちは音楽の楽しさを益々感じ始め、聴いてくださった方々も演奏者の強い想いに感動されたのか、とても嬉しそうなお顔で帰られていました。そのような様子をを見ると、やっぱり開催して良かったと心から思いました🩷