2023.11.02
10月31日横浜市イギリス館に行ってきました。
イギリス館は港の見える丘公園の中にあり、街全体が異国情緒に溢れています。
イギリス館の庭園には色とりどりのお花がたくさん咲いていました。ハロウィンの日とあって至る所にカボチャがありました。
山本美芽先生のイギリス館でのライティング研究会の弾き合い会は今回で9回目にもなるそうです!
人と人を繋ぐ美芽先生の周りにはたくさんの指導者の先生方がいます。私は初めての参加でドキドキしていましたが、すぐ暖かい皆様の輪の中に入れました。
今回はスペシャルゲストとして作曲家の轟千尋先生がいらしてくださりました。
轟先生は「きらきらピアノ」シリーズを何冊も出していらっしゃいます。
そのシリーズの「こどものピアノ連弾名曲集1.2」から12組の先生方が連弾を披露し、轟先生がどういうところがポイントかのアドバイスをしてくださったのです。作曲家ご自身からそれぞれの曲に対する想い、作曲のポイントを伺える楽しい貴重な時間をいただきました。
私は「チョップスティック」をO先生と弾きました。連弾は相手がいないと成り立ちませんが、研究会のメンバーで初めてお会いする先生とほんの数分のリハをして皆さんの前で演奏、なかなかスリルがあって面白かったです。
ほんの数分のアドバイスレッスンでしたが、感動のポイント!をたくさん教えていただきました。例えばベースがいない状態から入ってくる瞬間、またはベースが保続音で続いた後の動きだし、IIIの和音の特別な思い、休符の意味、オーケストラの音を思い浮かべての作曲等々。楽譜を見る目が変わりました。生徒達にも伝えたいポイントでした。
作曲家の意図がわかると皆さんの素敵な演奏がますます輝き出しました。
アドバイスレッスンの後には轟先生の新刊「コンソナンス」のご紹介がありました。「コンソナンス」は日本の季節ごとのさまざまな表情からインスピレーションを得て書いた作品だそうです。
セコンドを轟先生がプリモを山本美芽先生、押見雅子先生で演奏してくださいました。聴いていて情景が浮かんできて、さらに五感全てが心地よく感じ出し、幸せな時間となりました。素晴らしい企画をありがとうございました!
私は午前中のみで、充実していた午後の弾き合い会、夜のお食事会には参加できませんでしたが、いつか参加できたらと思っています。