2023.03.04
今日は雛祭りでしたね🎎春がすぐそこという感じです。
私は毎年義母が作ってくれた貝合わせの雛人形を飾ります。
たくさんの貝合わせを作っていた義母ですが、4年前に旅立ってしまいました。でもこの雛人形の貝合わせを見ると義母との楽しかったことが思い出されます。
さて3月に入り、1日、2日とピティナコンペ課題曲説明会をオンラインで学びました。素晴らしい先生方の演奏と解説によってソロ曲、連弾曲も今まで知らなかった素敵な曲に出会うことができました。
また先生方のお話の中で印象に残った言葉が数多くありました。
1)楽語はイタリア語の本来の意味を知る必要性がある。
例えばスタッカートのお話。楽語辞典等には「音を短く切って」と説明されているせいか、短く切ると思っている人が多いです。でも、イタリア語では「離れた」「剥がれた」という意味で切るという意味はないのですね。曲調によって自然なスタッカートの弾き方を見つけたいものです。
2)スラーは頭と心の中にある。ともするとメカニックに走りやすくなることがありますが、まず繋がりを頭で描き心で感じることが大切である。それから指でのつながりを感じ続けること。頭と心のことを忘れないようにしよう。
3)弾いている人が面白いと思っていると聴き手がわかる。
4)たくさんの音の引き出しを持てるように小さいうちからいろいろな楽器の音を聴く。知っているとイメージできるが知らないことはイメージしようがない。
5)曲のタイトルは日本語訳だけで安心せず、原語の意味を調べよう。日本語訳で思い描いていたのとかなり違うことがある。
まだまだありますが、このくらいにしておきます。
ピティナのコンペは4期の違った時代の曲を勉強することができるのがいいですね。
コンペ、課題曲チャレンジを受ける人も受けない人も魅力的な曲がたくさんあるので、生徒たちに曲を紹介しようと思います。