2023.02.06
2月4日、5日に日本バッハコンクール全国大会が始まりました。
私は、IMAホールで開催された幼児A部門(138名)と小学1・2年B部門(252名)の審査をさせていただきました。
2日間で390名!出入りを含めて一人当たり1分ちょっとの時間間隔で次々に演奏される曲を聴いて講評と点数をつけていきます。
講評を書いているうちにもう次の人が出て来るので、時間に追われますが、演奏する人はその短い時間にかけているので、私もものすごく集中して演奏を聴き続けました。
講評を受け取ったみ皆さんにとっては読みにくく、わかりにくいところがあったかもしれませんが、お許しください。
審査員も人間、頭も手も疲れてきますが、ご一緒した審査員の先生方が素晴らしく、一緒に乗り切ることができました。
今野万実先生、鴨田友梨香先生、高嶋麻企先生、武内園子先生ありがとうございました。
審査員室ではどんなペンで書くと手が疲れにくいとか、疲れを少しでも和らげるにはという話になり、いい香りのエッセンシャルオイルや肩首こりに効く薬を教えていただきました。私も2日目はリラックス効果のあるラベンダーのエッセンシャルオイルを持って行き、つけると審査員室にいい香りが漂って皆さんも気分転換ができたようです。
さて、コンクールを開催する際に忘れてはならないのが開催を支えてくださるスタッフの皆さんです。朝早くから準備が大変ですが、庭山さんをはじめ若いスタッフが献身的に動いて、スマートな運営をしてくださったおかげで、無事に終えることができました。疲れがピークになった時の絶妙なタイミングでのプリン、カヌレの差し入れはとてもありがたかったです。
私たちが審査した部門の一つは一番小さいお子さんの幼児部門。そして小学1・2年部門。きっとIMAホールはとてつもなく大きく感じ、その大きなホールで一人で演奏をするのがどんなにか心細く大変なことだったでしょう。
うまくいった人、思うように行かなかった人がいると思いますが、それも一つの経験ですね。
今回の結果が良くても有頂天にならず、思うようにいかなかったとしてもまた次に向かってチャレンジの心を忘れずに、地道にピアノを続けていっていただきたいです。そして何よりバッハをはじめ音楽がもっと好きになってほしいですね。
全国大会に出演された方、おめでとうございます!