2022.06.14
生徒たちは小学3、4年生になるとだんだんとレッスンに一人で来ることが増えてきます。それまではお母さんが一緒について来て、お母さんがメモを取っているので、生徒たちはお母さんに頼ることが多かったと思います。
小学3、4年生になると親離れし始めて一人でしようという気持ちになるようです。
初めて一人でレッスンに来た時は、レッスン内容をちゃんと覚えていけるのだろうかと不安があったようですが、一人でしなければと思うので集中力も高まり、レッスンでしたことをしっかり覚え、家での練習も捗るようになりました。
生徒たちのレッスンに向けての工夫も感心します。
1) レッスン内容をお家のホワイトボードに書いてラインで送ってくる生徒さんがいます。
何をレッスンしてもらうかとはっきり意識があるのはとてもいいと思います。自分で書くことによりより明瞭になりますね。ホワイトボードには絵も書いていて、微笑ましいです♪
2) レッスンでアドバイスを受けたことを聞くだけだと忘れてしまうので、付箋を使ってすぐ書く生徒さんがいます。
楽譜に書き込むとごちゃごちゃになり、結局は何を注意されたかわからなくなるのは残念です。付箋だと楽譜が汚くならず、次の週には違う色の付箋を使い、先週できた付箋は外し、まだできていない付箋は残しておくので、すっきりとわかりやすいです。いいアイディアなので他の生徒さんも真似をしています。
3) いい指の形にして弾くのはなかなか大変ですが、パンなどのスポンジの可愛いマイグッズを持ってくる生徒さんもいます。指の形どう?と言うと思い出し、パンのスポンジを持ちキュッキユッと握ります。親指の付け根が凹んでしまういわゆるまむし指になると、親指に玉紐を引っ掛けて引っ張ります。私もレッスングッズをたくさん持っていますが、生徒さん自身がマイグッズを持ってきて使うのはいいですね。
4) レッスンをipadやiphoneで録画や録音をしていく生徒もいます。
レッスン後に自分の演奏やアドバイスを聞くと客観的にわかるのでとても有効ですね。録画や録音は家での練習でも効果的ですね。たくさん利用しましょう。
うちの教室では生徒さんのLINEグループを作って、情報交換の場としています。生徒さんの工夫を他の生徒さんにもお知らせするととても参考になり、いい刺激をお互いでし合っています。これからも楽しみです💕