2021.10.16
5年に1度開催される「ショパン国際ピアノコンクール」!昨年開催予定だったのがコロナのために1年延期され、今まさに待ちに待ったコンテスタント達が素晴らしい演奏を広げています。
私はコロナがなければ昨年ワルシャワに聴きに行く予定でしたが、その貴重な機会を残念ながらキャンセルしました😭
ワルシャワに行くことは叶いませんでしたが、才能あふれるコンテスタント達の演奏を連日ライブ配信で聴いて感動しています。このライブ配信がびっくりするくらい映像もきれいで音もいいのです。本当にワルシャワから届いているのかと信じられないくらいです❣️
10月2日から始まった1次予選。1次予選の前には予備予選(2021年7月12日〜23日)というのがありました。予備予選では164名が演奏し、そのうち87名が1次予選に進出、日本人が14名もいました。
2次予選(10/9-〜12)へは45名が進出。日本人は8名も。
そして3次予選(10/14〜16)はまさに今行われています。10月13日に3次予選進出者が発表され、23名になりました。日本人は5名も進出するという大健闘。
しかし、ファイナル進出確実と言われていた牛田智大さんが進出できなかった襲撃が走りました😲人生を感じさせる彼の演奏に深く感動を覚えていたのは私だけではありませんでした。3次予選進出者に彼の名前がなかったときのショックはありませんでした。でも、彼はTwitterで審査員を尊敬していてこの結果を支持すると、そして自分の演奏のことを静かに分析していたのです。彼の謙虚さ、誠実さに益々応援したくなりました。彼ははまだ21歳、この試練を乗り越えてもっともっと素晴らしいピアニストになっていくと。見守りたいと思います。
牛田さんのことがあまりのショックで動揺していましたが、もう3次予選が始まっています。このあと10/18-20にあるファイナルには3次予選進出者23名から10名に絞られるそうです。
3次予選で日本人の進藤実優さん、反田恭平さん、角野隼斗さん、そして古海行子さんの演奏を聴き、ステージを重ねていくにつれて進化し凄みを増す演奏にただただ驚嘆しています。あと一人小林愛実さんはこれからで楽しみです。
そして、他の国のコンテスタント達、ポーランドから6名、イタリアから3名、カナダから2名、ロシアから2名、韓国から2名、中国から1名、スペインから1名、アメリカから1名で17歳が3名もいます。どの人も心奪われる魅力的な演奏でファイナルに誰が進むのか本当にわかりませんね。
ハードスケジュールの中ステージごとに違う曲を演奏するということはたくさんのレパートリーを持っているということ、それを集中力を持って演奏し続けるコンテスタント達の姿、演奏に心震える日々です。こんな機会を本当にありがとうございます!あと5日間楽しませていただきます✨