2019.10.15
2019年10月12日(土)、台風19号が日本を直撃、甚大な被害!
1年に一度我が家が日常から非日常の世界になる日があります。
それが今年は10月13日(日)、”Concert & Wine Scene 21”の開催を予定していました。そう、台風19号が来襲した次の日です。
”Concert & Wine Scene 21”は我が家で毎年1回、20年間続けてきたサロンコンサートで、コンサートの後はワイン🍷を片手に演奏者を交えて歓談するというイベントです。
今回の演奏者は東誠三先生でした。1年半も前に我が家の個人宅での小さなコンサートの演奏をお引き受けくださった東先生。
あちこちから伝わってくる台風の被害の大きさに心を痛めつつC&W21が中止になったらどうしようかと12日はずっと台風情報を気にして祈るような気持ちで過ごしていました。そして、来てくださる予定のお客様には当日の朝10時までに開催可否をお知らせすると事前連絡しつつ、会場セッティングや料理の準備を進めていました。これで開催できなかったらどうしよう・・・
そして、13日の朝、気持ちが通じたのか快晴、都内の交通機関も午前中にほぼ運転再開の見込みとのことで、中止にせずに無事開催することができてホッとしました。
東先生の演奏プログラムはドビュッシーとラヴェルの作品からでした。息遣いも聞こえるほどの距離にあるピアノ、その鍵盤の上を自由に動き回る指先で奏でた一つ一つの音には命が宿り、研ぎ澄まされた響きを創りながら微妙に変化していくようで、感動という一言で表せない心の震えを覚えました。いつも私が弾いているベーゼンドルファーから別物の音が聴こえてきました。本当に素晴らしかったです✨
そして演奏者を交えてのワインパーティーも心の底から楽しみました。一度にたくさんのワインが開けられる機会、専門以外の様々な分野の方々とお話しできる機会、今回も話が尽きずあっという間に13日が終わりました。
いつもながら演奏者といらしてくださるお客様に感謝です💕