小平、ライバル李相花と紡いだ友情 「互いにリスペクト」
2018.02.20
オリンピックの選手たちに毎日感動をもらっていますが、スピードスケートの小平奈緒とライバルの李相花とのとても素敵な記事が載っていました。
いいライバルはお互いを人間も技術も高めますね✨心温まりました❤️
「2010年バンクーバー、14年ソチ五輪を連覇した李相花はスタートから100メートルを、小平より0秒06速く滑った。地元ファンは熱狂したが、最後にタイムが落ちた。
「銀メダルで十分。韓国での五輪は私への贈り物。韓国でなかったら引退していた。一生覚えている」。ここ10年の女子短距離をけん引した李だが、膝に持病があり、ふくらはぎも痛めた。復帰するのにトータルで2年半くらいかかっただけに、レース後は感極まってしまったという。
滑り終えた後は真っ先に小平の元へ。「プレッシャーの中、頑張ったね」と言われて泣き崩れた。「私たちはお互いにリスペクトしている。奈緒はきょうが3レース目なのに優勝。まだ私を尊敬しているって言ってくれた」と喜んだ。
3歳違いの2人は10年来のライバルであり、友達だ。お互いの国を遊びに行き来するほど。「日本食を送ってくれたり、彼女とはいい思い出しかない。レースで悪い気分になったこともない」
頂点を極めた2人のライバル物語は次の北京大会まで続くのか? 「奈緒には『あなたが行くなら行く』って言われた。楽しそうだと思ったけれど、ちょっと休みたい」と笑った。