2022.05.12
GWも終了し、学生達は本格的に学校中心の生活が始まりました。私は相変わらず、ここ毎年は同じようなペースの生活なので、学生達を見ていると羨ましく懐かしく、でも今しかないよ!と応援したくなります。ピアノも個々に今年の目標に向かい、コンクールにチャレンジする方、プロとしてさらなる成長を目指す方、皆様日々がんばっていると感じております。
ところで、自分が弾いている曲の作曲者の生きていた時代、思想、現代物でしたら、曲の意図、使われているコード進行の意味、などを考えたり調べたりしたことはありますか?
もし、曖昧でしたら是非調べてみて下さい。
大学では社会の勉強と同じように、「音楽史」を詳しく勉強します。例えばモーツァルトはどんな時代に生きていたの?ベートーヴェンとの関係は?更に、その頃の日本はどんな時代?
知った上で史実に基づく想像を膨らませると、この時代、あの作曲家とあの作曲家がいて、画家や作家とも接点があり、こんなものが流行っていたり、など、私は本当に楽しくなってしまいます。
また、現代に生きている作曲家のことも調べてみて下さい。どんな地域に住んでいるのか、この多様な時代なのでどんな思想を持っているのか、など。曲に対する理解が深まると思います。曲の解説してくれている文章や動画もたくさんあります。
以前のトピックスや紹介ページにも書いたと思いますが、音楽は総合学習です。
そこが私はとても楽しく、いつまでも続けられている要素の一つだと感じております。