2019.08.24
夏休みもあと少し。少しずつ秋の気配を感じる夕方になってきましたね。この夏、コンクールなどにチャレンジして頑張った皆さん、お疲れ様でした!それぞれの結果や評価をこれからに生かして更に豊かな音楽を目指して下さいね。秋からのコンクールも早々申込みが始まりました。
ところで、1年に2回の調律を、今週して頂きました。88鍵が明瞭に透き通り、立ち上がりの良い音を奏でるベヒシュタインが蘇り、嬉しくて色々練習してみました。ベヒシュタインは音量豊かなので、とても弾きやすいんですよ。ほんのちょっとの調整で大きな音や、力を抜けば小さな音まで明瞭なので、自分の弱点も嫌なくらい表出します。(笑)練習しなきゃ、と思わせてくれます。
教室などをしていない限り、1年に1回の頻度の調律かと思いますが、2回してもらっていても、今年はピアノのバランスが悪くなってきたな〜と最近、感じており、急いで調律を予約した経緯かあります。(特に、世界3代メーカーといわれるピアノは、調律師さんが更に上の資格を持っている方しかしてはいけない決まりがあるので、早め予約が必要です。)
日本の気候は湿度が高く、今年は例年よりも湿度が高いせいか、乾燥剤がパンパンに重くなっておりました。調律師さんも今年は湿度にやられているピアノがほとんどだとおっしゃっておりました。ドイツの森で育った木なので、ことさら湿度には敏感です。これからは湿度センサーの機械を入れる必要があるかもしれません。
逆にヨーロッパなどでは乾燥し過ぎて、何とピアノの木が割れてしまう事もあるそうです。ピアノって、繊細な生き物ですね。学校のピアノや幼稚園のピアノも丁寧に扱い、メンテしてあげて下さいね、と本当に思います。
皆様、今年は特に調律は念入りにして頂いて下さいね。
自分のピアノがいい音だと、それだけでとても幸せな気持ちになります💕