2015.04.27
私が子どもの頃は『ピアノのおけいこ』と言い、おけいこでは先生に「こんにちは」「はい」「さようなら」の3つの言葉しか言った記憶がありません。
先生が怖いからではありません。
当時のピアノのおけいことは、そういうものであったのだと思います。
さて、現代のピアノレッスンは…
あいさつと「はい」だけのレッスンは黄色信号
と感じています。
その子が何を思っているのかつかめないまま、
一方通行になっている気がしてなりません。
今、教室に通ってくれている子たちが色々な話をしてくれることは、とてもうれしく、ありがたく、
何しろお笑い芸人のネタよりおもしろかったりします。
今日あったことや、それについて自分はどう思ったのかを話せるというのは、当たり前のようでいて、すごい能力であると思うのです。
そしてその会話力は、音楽表現の幅をどんどん広げていける力につながっていると感じています。