2021.02.10
メンデルスゾーンは私の好きな作曲家の一人です。その中でもピアノ曲用に作曲された無言歌集は、よく知られている「春の歌」「狩りの歌」「ゴンドラの舟歌」をはじめ、親しみやすく歌心のある素敵な曲が沢山入ってますので、私もたまに弾いてますが、生徒さんにもお薦めしています。
現在、お二人の大人の生徒さんが練習中です。
Aさんは「ゴンドラの舟歌」「浮雲」そして今は「プレストアジタート」にチャレンジしています。
別名「胸騒ぎ」というタイトルが付けられてますが、曲のタイトル自体はメンデルスゾーンがつけたわけではなく、後から付けられたそうです。
タイトルがあるほうがイメージしやすいですね。
この曲はアルペジオが右手、左手にふんだんに盛り込まれた非常にテンポが速く情熱的な曲で、発表会などのプログラムにもよく使われます。
Bさんは、「春の歌」「甘い思い出」そして、今は「デュエット」を練習中。
これは、私も大好きな曲です。
BさんはCDで48曲全曲を聴かれたそうで、その中でも「デュエット」はとてもお気に召して頂き私もお薦めできて嬉しいです。
お二人とも、趣味でピアノを弾かれており、ハノン、バッハ、モシュコフスキーの練習曲で基礎をレッスンしながら、ベートーヴェンなどの古典派、ショパン、シューベルト、リストなどのロマン派etc、次々とレパートリー曲を増やされ、とても研究熱心な生徒さんです。
メンデルスゾーン無言歌集、お薦めですよ!