2016.04.21
ピアノ演奏に暗譜は当然の物と思っていましたが、音大に入り、管弦の伴奏を頼まれると彼らは本番でも堂々と譜面台を置いて独奏。
(時に暗譜の方もおられましたが)
エッ?見てOKなの?(>_<)
暗譜は私達ピアニストだけだったの?と。
ピアノは余りに音が多い為、めくる事が困難等種々の理由も有る様ですが。
最近はピアノ演奏でも暗譜のプレッシャーで楽しめなくなったり、萎縮する位なら楽譜を置いて弾いてOKと言う風潮が出て来ましたね。
聴いている方も止まって(*_*;と言う場面に遭遇したくないでしょう。
ただ、書いて来た様に暗譜をしようとすると一言一句、全ての音を頭で鳴らして確認する訳ですから、特に勉強中の若い方々には暗譜への努力は必要でしょう。
けれども、仕事として請け負い、鑑賞料もお支払して頂くオーケストラとのコンチェルトでピアニストが自ら楽譜をめくりながらの演奏を聴いた(見た)時は、有り得ないと思いました(>_<)
プロとして明らかに勉強不足でしょう。
自信が無いなら引き受けるべきでは無かったと思います。
それ以外、音楽を楽しみたい、と言う場合には昔の様に何が何でもピアノは暗譜とは思いません。
それより、多くの場で良い演奏をして頂ければ、良い演奏が出来ればと思います。