2015.11.07
私達の5本の指は、それぞれ特性、個性が有ります。
手を机の上に置いて1本ずつホイっと上に上げると、どの指も自分で上がりますが、4の指(薬指)だけは、ほとんど上がりません。
そういう造りなのです。
私は、極力、この弱い4の指は使いたくありません。
信用出来ないのです。
中学生の頃、井口愛子先生に
「あなたは本当に4の指を使わないわねーー」と苦笑されました。
愛子先生の言われる事は、当時の私には神の声でしたが、それでもこの時ばかりは、聞こえなかった振りをして聞き流しました(-_-)
ある時テレビで、
「傷口に薬を塗る時には、昔の人達は、この薬指を使いました。
一番力が入らない指だからです。
ですから、この指は昔から薬指と呼ばれたのです。」
ほおおー((+_+))
私が忌み嫌っていたこの指にもお役目が有ったのだーーと。
最近、目の下のクマが気になって来た私。
何とか自力でーと顔面体操等試しましたが、ついにコンシーラーなる物を買って、誤魔化す事に( ;∀;)
素敵な香りのする、それは綺麗な美容部員の方が、
「目の下は一番皮膚の薄い所です。
この薬指を使って、優しく優しくお伸ばし下さい。」との事。
ほおおーー(*_*)ここでも薬指の出番がーー。
確かに、この薬指を使って口紅を塗る仕草等には、他の指では出来ない艶っぽさがーー。
ピアノを弾くには、4の指は全く信用がおけない指ですが、それなりに役目が有るものなのですね。