2015.07.13
もう、4,5年になるでしょうか。
毎朝、家族をJRまで送っての帰り道、坂を降りて来る父子に出会います。
初めて見かけたのはある春の日。
真新しい学院の制服を着た少年と若いお父さん。
お父さん、嬉しいんだろうなーーと(*'▽')
それから毎朝、肩を並べて坂を降りて来られます。
ある時は、お父さんのスマホを少年が隣から覗き込んで、楽しそう。
私は中高生の男子生徒さんには外で出会っても声を掛けない様に気をつけています。
以前、雨の日、バス停に立っていた生徒さんを見かけ、
「車に乗って行く?」と声を掛けると
彼が恥ずかしそうに下を向いて首を振ったのです。
しまったーー(-_-;)-----。
次に彼がレッスンに来た時、
「この間はごめんねーー。
これからは外で会った時は無視する様にするから」と謝ると
生徒さんは笑っていました。
そりゃ、そうです。
自分の息子でも中学生の頃、外で声でも掛けようものなら、睨み返されましたからね(笑)
そういうお年頃。
それがこの父子は、いつも一緒。
2,3メートル、彼がお父さんと離れて歩いていると
「どうしたの?何か有ったの?」
と私は勝手に気になり、
お父さんがお1人だと
「ああ、今は息子さんは試験休みか」とか
息子さんがお1人だと
「あれ?お父さんは?ご病気か?大丈夫か?」とか(笑)
何せ、私は毎朝、この父子に元気を頂いているのです。
気の重い事が有った時も、
朝、この父子の微笑ましい姿に出会うと、元気一杯(^^)/
最近は、息子さんももう、高校生。
この姿に出会えるのも、後、1,2年?
うーーん。淋しくなるーー。
きっとお父さんもそう思われながら、この貴重な時間を歩いておられるのでしょうねーー。
今朝も、また出会いました。
ほっこりさせて頂きました。
ありがとうございます(*^_^*)