2014.09.15
カワイのエッセイに練木先生の桐朋音楽教室時代のハノンの試験について記述が。
抜粋させて頂きます。
「ハノンの試験という厄介なものがあった~第一段階1番からは20番までをハ長調で弾き、それをパスすると5つの調で弾く第2段階へと進む。~最終的には60の練習曲を全調で弾く」
ああ、懐かしいですーー。
私が小学生時代、大阪で通った相愛は当時、桐朋の姉妹校とうたい、井口基成先生が来られたりされていて。
相愛のレッスンは土曜日にソルフェージュだけ。
メロディー1時間、ハーモニー1時間、視唱と分析1時間の計3時間。
1時間毎にレベルに併せた教室に移動するのですが、3時間があっと言う間に過ぎました。楽しかったーー(^^)/
ピアノは相愛の先生のご自宅でのレッスンですが、桐朋に習ったこのハノンを全調で弾く試験がーー。
覚えましたよ。20番まで。
その後相愛のご紹介で広島の桐朋の教室に来るとやはり有りました。
ハノン全調試験。
井口愛子先生が来られ、何と一音をメトロノームの60に合わせて弾く練習をする様にと。信じられない位の時間を要して。当時、中学生だった私はひたすら真面目にこれをやってました。
今思えば、やれやれと言う感じですが、確かに指の強さには自信がつきましたね。
高校時代に就いた先生には「どうやって鍛えたんだ?」って言われましたから。
懐かしいですねーー。
ただ、今でも旅行帰りに指の動きを戻すにはハノンが一番即効性が有ります。
何せ両手のユニゾンで弾きますから。
最近は「ゆとり」からこういう練習は排除されましたが、それが行き過ぎたのか、若いのに学生で腱鞘炎がーー。
そりゃあ準備運動無しでリスト等をバンバン弾かれては、指も―ーー( ;∀;)