2014.08.07
久々につたやで福山雅治さんの「そして父になる」を借りました。
カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞したこの映画はもう、子供さん達の演技ーと言いたくない程自然な表情が本当にしみじみと良かったです。
最後を見ているとエンディングでバッハのゴールドベルク変奏曲のアリアが流れて来ます。
ピアノの奥でかすかにハミングが聴こえる。こ・れ・はーー(*'▽')
そう、ピアニストはあの奇才グレン・グールドです。感激(´▽`*)
挿入のバッハのパルティ―タの演奏は巨匠ワイセンベルク。
この映画人のこのセンスに敬服<(_ _)>
クラシック音楽って一体何でしょうねーーー。
300年も昔の遠いドイツ人が作った曲が、現代の日本の親子の感情の切なさ、優しさ、全てを溶かして包み込んでしまう。
現代の曲が300年後の人に感動を与えられるかと考えると不可能な気がします。
バッハに感謝ですね。
すっかり、この映画とピアノにはまってしまい、このアリアの楽譜を引っ張り出して、毎日弾いています。
幸せ(*'▽')