2014.07.03
皆さん、それぞれに良い演奏をされていましたね。
感心しました。(^^)/
やはり、演奏の差は手首の柔らかさでしょうか。
ピアニストが最後に腕を上に放り投げる様な仕草をしているのを良く見る事があるかと思います。
あれはパフォーマンスだけではありません
(ちょっと大げさな方もおられますが(笑)
瞬間的に力を入れて瞬間的に力を抜くと人間の手は上がります。
この力を抜く?と言う事がなかなか判らないと言われますが、
「鍵盤から譜面台の高さまで手を挙げて見て」と言っても普通3センチ程しか上がっていません。
(本人は上げているつもりですが)
手首の力が抜けていないからです。
何故、力が抜けると良いのか?
手首が柔軟であったり余分な力を抜くと音は伸びるのです。
これをどれ位?と聞かれるとそれは感覚なのですが、明らかに違います。
ピアノ製造にはコンピューターで測って同じ造りにしていると言われますが、同じ機種でも1台1台明らかにタッチも音色も違います。
それは指先で感じる感覚で有り、耳で感じる感覚としか言えません。
これが本来のピアノと言う素晴らしい楽器の特徴で有り、演奏者の醍醐味です。
手首の柔軟さが音質の差を生むのです。
どんなに丁寧に演奏して下さっても手首が固いとーーーー。
なかなか弾く事に懸命で柔軟さまでは難しいのですがー。
甲子園のピッチャーでも
「ああー、肩に力が入って来ましたねーー」と言われたら、
もうダメですよね((+_+))