2025.08.26
この春からレッスンに来られている小さな生徒さん達。
始めの時は丸を書く事がやっとだったはずが、
たった数か月で
「音を書く」
その下に階名(ドレミ~)
ドイツ音名(CDE~)をスラスラと書いてくれます。
「リズム打ちしよう(^^)/」と言うと
タタタンタンともう慣れた感じで、叩いてくれます。
「じゃあ、ピアノを弾きましょうー」と言うと
よっこらしょっーと高いピアノのイスに登って
1回目はドレミと音を言いながら、
2回目は歌詞を付けながら、
3回目は「仕上げをして下さい。」と言うと
上手に演奏ー拍手👏
「では、メロディーを歌いましょう」と言うと
いつものクリップの付いている所を生徒さんは自分で開いて、足で拍子を取りながら、視唱。
「指番号をしまーーす」と言うと私が言う前にノートを開いて自分の手形に合わせて、1は?3は?5は?バッチリ(^^)/
「音当てしましょう」と言うとドイツ音名と和音記号で和音当て。
せいかーーい(^^)/
小さい生徒さんは、この和音当てが大好き。
「ではメロディーを覚えましょう」
も慣れた感じでバッチリ(^^)/
「歌を歌いましょう。
今日はやまびこさんにしようか?」
この曲を知らなかった生徒さんも2回目ではバッチリ
「今日はモーツアルトを聴こう」と世界地図を広げると
「先生、此処、海が有るから、お魚とか食べる物が美味しいんだよね?」と
前回聴いていた、ビバルディーの説明で話したイタリアを指さしてくれています。
凄い( ;∀;)こんなに小さいのに、1回で前回私が話した事を覚えてくれています💛
モーツアルトに合わせて、拍子打ち。
「この曲の名前は長いよねえ。アイネ クライネ ナハト ムジーク。
ナハトは夜。ムジークは?」と聞くと「音楽!」
しかし、普段、マンツーマンで向かい合って、
指を動かし、手を叩き、耳で聴き、音や字を書くーと言う機会は有る様で無い訳で。
こうして一対一で向かい合ってレッスンしていても、ほんの少し私が目を逸らせてしまうと、
小さい生徒さんの集中力は直ぐに切れてしまいます。
ですから、私はグループレッスンは致しません。
必ずマンツーマンのレッスンです。
以前、RCCの幼児教育の撮影で来られた松本裕見子さんが
「先生、どうして生徒さんに立ったり座ったりを繰り返えされるのですか?」と
聞かれましたが
「小さい生徒さんは直ぐ集中力が切れるので、
飽きない様に工夫しているんです。」とお答えすると「なるほどーー」と。
しかし、自分で教えながらも何故、こんなに早くこんなに沢山の事を小さいお子さんが覚えられるのかーーと。
この時期の感覚の成長は改めてスゴイ!と感激してしまいます。
明らかに大人の数倍の成長です。
この貴重な幼児期に、この五感を使い続ける事が、脳や感覚の発達の上昇に関与しない訳が無い訳で。
しかし、それにしても、たった数か月の間に
こんなにも成長されるこの小さい時期の発達の凄さに、我ながら、驚き続きの日々です。