2025.03.14
私が大学の合格通知を受け取って2週間程すると師事していた石川正司先生から「自宅に来る様に」と連絡が有りました。
伺うと石川先生は
「今年はワシの生徒が18人もピアノ科に合格してのお(先生は広島弁の方です)
学長から多過ぎ無いか?ーと皮肉を言われたでえ」と仰りながらもご満悦のご様子。
「もう大学の門下生が多過ぎて、今年は数人しか取ってやれん。
あんたあ、毎週レッスンしてやったが、月1回、2か月に1回の者も居る。
それらを取ってやらんと可哀想じゃろ?
悪いがスペイン留学から帰国された男の先生が居られるので、変ってくれんか?」と言われ、
私は思わず心の中でガッツポーズ。
勿論、石川先生にも先生のレッスンにも何の不満も有りません。
ただ、偶然にも3年毎に先生が代わった私は、ピアノの指導法が先生によってこんなにも違うのかーと実感しており、将来、自分がピアノを指導する時の為にもソロソロ他の先生の指導も受けてみたいーと思いましたが、そんな事は生徒からは口が裂けても言えません((+_+))
ずっと下を向いている私を心配された先生は
「悪う、思わんでくれ。
もう、その先生に頼んでしもうたんじゃ。」と言われると
隣の部屋からあのお美しい奥様が出て来られ、
「入学生代表に選ばれたとお聴きしました。
今頃、貴女を手放した事を悔いているんですよ(笑)申し訳無いです。
これは私からのお祝いです。」と
デパートの包みの箱を下さいました。
帰宅して開けてみると中から可愛いスヌーピーのお財布が出て来ました。
あのお美しい奥様が私の為にこのお財布を選んで下さったのだと思うと、もう嬉しくて、嬉しくて。
その嬉しさが忘れられず、生徒さんが入学されるとお財布をプレゼントしてしまう私です。