2023.03.31
早春、Rちゃんから
「先生、合格通知が来ました!」と嬉しいラインお知らせが来ました。
これでRちゃんは受験した3校全部から合格通知を受け取った事になります。
Rちゃんのお母様は何事にも熱い方で、小学生のRちゃんにグランドピアノを購入され、その想いに応えるかの様に、Rちゃんはコンクールでも地方予選を突破、東京での全国本選でも見事に賞を頂いて帰って来ました。
その後、中学生になってもコンクールでは賞を頂いていましたが、高校生になり
「将来の進路は何か考えている?」と聞くと
「英語を生かした学部に進学したいです。」と。
Rちゃんは小学4年で独学で英検準2に合格、
中1で英検2級、余り早く取ると大学受験の要件に入らないので高1迄待って準1を取得。
しかし、小さい頃からずっとソルフェージュもピアノも頑張って来られたRちゃん。
「大学受験で忙しくなる前にピアノの指導グレード取ってみる?」と聞くと「トライしたいです。」と。
以前も書きましたがピアノの指導者としてふさわしい能力が有るかの試験ですので、本来、音大卒業生か卒業間近の学生がチャレンジするグレードです。
しかも、だた演奏が出来るだけの人には難しく、小さい頃から音楽の総合能力、ソルフェージュ能力を勉強して来た人でなければ取得出来ません。
以前も「薬学部」に入学された生徒さんが合格された事は書きましたが、さすがに高校生の生徒さんに「指導グレード」のトライを勧めた事は私も初めてです。
試験官にとっても「高校生が受けに来た?」とハードルがより高くされる可能性も大でしたが、見事、大学受験が迫る中、合格率10%程と言われるピアノの指導グレードも合格。
その後も高3の12月末までずっとピアノのレッスンも遠くからお母様がお仕事終わられた後、毎週通って来られ、私の方が、大学受験、大丈夫なのか?と心配になる程でしたが、お母様も本人も「大丈夫です。」と。
これ迄も優秀な生徒さんと言うのは、皆様、こうなのです。
時間の使い方、感じ方が充実しているのです。
先日、発表会の翌日に大学合格の報告にお母様と2人で来て下さいました。
すっかり、もう女子大生ーと言う雰囲気のきれいなお嬢さんになられたRちゃん。
ご本人も安心されたのでしょうね。
幸せ一杯(*^^)v
お二人と、小さい頃からの思い出話や新しい生活準備の嬉しいお話しが尽きず、3時間余り、お喋りが続き、幸せ一杯の笑顔で帰って行かれました。
嬉しい、嬉しい1日でした。