2020.04.30
オンラインレッスンには、ウーーン(-"-)と思っていましたが、生徒さんが動画を送って下さると思ったより楽しいです(^^)/
何より、元気な生徒さんに会える(*^_^*)
ピアノの演奏にもアドバイスが出来ます。
あくまで、アドバイス程度で普段のレッスンの様に行く訳では有りますが。
また、初めてご家庭でのピアノ練習風景が見れて、このピアノで練習されているんだーと新鮮な雰囲気(#^.^#)
その中で8割程の生徒さんにご指摘したのが、椅子の高さです。
映り方も有るのでしょうが、平生のご自宅での練習時の椅子の高さが高過ぎたり、低過ぎたり。
有る生徒さんには、これで弾いていたからあのタッチになっていたんだ――と言う発見も(^_-)-☆
ピアノの演奏時の椅子の高さは人それぞれですが、プロに成る程、そのこだわりの強さに驚かされます。
ステマネ(ステージマネージャー)の仕事をした時、
「自分の椅子の高さはリハーサルでこの高さに決めて有るので、この椅子は絶対他の人には触らせないで確保しておいてくれ。」と言われ、
「ハイ!」
○○先生用と貼り紙をして、厳重確保。
また、有るピアニストはご自宅からカラーシールを持参。
客席から見えない位置にシールを貼られ、
「私の椅子の高さにシールを貼って有りますから、絶対剥がさないで下さい!」と言われ
「ハイ!」と緊張。
一度座って弾き出してから、高さが違うーー(*_*;等と言う事が有ると怖ろしいですから。
生徒さんのコンクール等でもペダルや椅子の高さ、ピアノから椅子の位置については、以前はコンクールの係の方がお手伝いで行っておられた時期も有ったのですが、クレームが有ったのでしょうね。
今では絶対に係員は椅子には触りません。
本人か、担当の先生か、保護者の方が椅子の高さ、位置は自分で決めて下さいと言う事になっています。
「椅子が高すぎて、椅子が近過ぎて、ペダルが踏みにくくて思う様な演奏が出来なかった。」と言われては大変なのでしょう。
ピアノ購入時に椅子を買われたとか、付いて来たとか言う事も有るのかと思いますが、高さ調整が出来ない椅子でしたら、お座布団でも敷いて、良い高さにして頂ければと思います。
生徒さんには、おへそから鍵盤が少し上。
手首が鍵盤より下がっていたらアウトです。
そして、背筋は真っ直ぐ伸ばし、腰も伸ばす。
自分で腰を前に押してーーとレッスン時には話しています。
シッカリ腰で上半身を支えて、後はひたすら、脱力。
腕にも肩にも力は要りません。
良く生徒さんにお話しするのですが、
高校野球で
「ああーピッチャー、肩に力入って来ましたねえ」
と言われたら、もうダメだった事ですよね。
指が弱いと腕で押す、押されるのでタッチがオカシクなる―と言う悪循環になる訳です。
常に腕の上から下に水が流れている様に想像すると良いかもーーと話しています
頑張って下さい。
生徒の皆さん、また動画送って下さいね(^_-)-☆