2020.01.13
私の高校の時の担任と男子の会話
「広大受けようかと思う。」
「お前には無理じゃろう。」
「でも父さんが広大しか行かさんって。」
「困ったのう。
ワシが父さんに話さにゃいかんのう」
と火中の栗を拾って下さった訳ですが、
今だと「パワハラ」です(笑)
今は自分の模試の結果を志望大学の学部学科に入力すれば評価が直ぐに出ます。
どのサイトに入れても同じ、なかなかの優れ物です。
しかし、例えばE判定合格率20%以下と出ると受験生や親御さんは
「20%か、うまくすれば30%、40%になるかもーー(*_*;」と判断。
もうお分かりの様に20%以下と言う事は
2%、1%も有り得る訳です。
私も人の事は言えません。
息子が中学受験で第1志望に不合格となった時
「エエエ―((+_+))どうして?
どうしてなのおーー?(-_-メ)」と思ったのですが、
ママ友に
「でも○○君、波、有ったよね。」と言われ、グサリ(*_*;
冷静に振り返ると、
確かにB判定の時も有りましたが、
C判定の時も有った訳ですが、
何故か受験生や親は我が子の一番良かった時の成績の記憶しか残していません(笑)
今、受験生に
「学校の先生は何と言われている?」と聞くと100%
「私が受けたい所を受ければ良いと言ってくれています。」と答えます。
国公立の合否結果は高校の卒業式の後。
もう、担任の先生とお会いする事も有りません。
「自己責任!」
歌舞伎俳優の奥様が癌で亡くなられた時
「初発で手術していれば助かったのでは無いか?
初発の医師団は何故強く押さなかった?」
と批判が出ましたが、
医師は、標準治療とエビデンスを話されても
ご本人やご家族が代替治療を希望されれば、今の時代、もう何も言えません。
「自己責任!」
初めての大学受験の生徒や親御さんが集めた知識、
突然、がん告知を受けたご本人やご家族が1,2か月本を読み漁ったり、
サイトを見たり、
友人知人から聞きかじった知識と、
20年、30年と何百、何千と言う受験生や患者さんを診て来られた先生方の知識とでは、冷静に考えれば、
比べ様も無いはずなのですがーー。
信頼出来る先生や医師を見つけ、
「先生のお考えをお聞かせ下さい。」
と言う、聞く耳を持つ事は、
とても大切な事だと思います。