2019.05.21
いよいよ明日から「白い巨塔」5夜連続。
2014年、群馬大で腹腔鏡手術に挑んだ医師によって患者が10数名亡くなっていた事が発覚し、問題になりましたね。
遺族は
「未だに医師に反省が無い。」と憤っておられました。
私が若い頃、尊敬する先輩が有るメソードに心酔され、私もテキストを見せて頂きましたが、1つの曲を全調で弾く。
例え8小節程とは言え、幼稚園の生徒さんが♯、♭が6つも7つも有る調に弾き替えて行く事は、かなりな集中力と忍耐力が必要だろうと私は思いました。
4年程経ってその先輩が
「やっと、全シリーズが終わった。
終わってみたら、全調で弾く事の意味、私分かんなくなっちゃったわ。ハハハ」と言われたのです(>_<)
「この人は何を言っているんだ?
生徒さんの4年間は2度と戻って来ない。」と私は憤りを感じましたが、
優秀な先生程、新しい治療法、新しい指導法にトライし、例え失敗しても引き返さない、反省もされません。
ドラマ「ドクターX」の中でも
若い優秀な外科医が
「難易度の高いオペにトライしたかった。
失敗しない医者になる為に失敗する事も有る。」と言うと
主人公が
「失敗された患者に次は無いんだよ。
アンタには有っても!」と怒りをぶつけます。
新しい治療法、新しい指導法にトライする事は必要です。
しかし必ず、それまでの物に新しいやり方を少しずつ様子を見ながら入れて行く。
マズイ!と思ったら直ぐに戻す。
その誠意と勇気が必要です。
有る抗がん剤は3種類を混ぜるそうです。
何故かと言うと、
Aと言う新薬が9割の患者に効果が有ったとしても、目の前の患者は残りの1割かも知れない。
すると苦しい副作用と無駄な時間だけを費やす事になる。
腫瘍内科医は、
「専門医の私が、副作用の出方と血液検査の結果を見ながら、
その都度、3つの薬の割合を変える等、慎重に見極めながら行うので大丈夫です。」と話されていました。
新しい治療法も、新しい指導法も同じだと思います。
必ず、今までのやり方に少しずつトライして入れてみるーーが
指導者の基本中の基本だと思います。