2018.07.12
本屋大賞を獲った「羊と鋼の森」
生徒さんのお母様方に期限無し、書き込み自由でお貸して回しております。
本では良かったけれど、映画になると(*_*;ーーーと言う事が多いので、行こうかどうしようかと迷っていた所、生徒さんから
「今日、観に行って参ります。」と言われ、
私も慌てて、全ての予定を変更して終演間近に迫った
「羊と鋼の森」を観て参りました。
良かったです。
出演者がどなたも良かったです。
山崎賢人さんは、若々しく誠実な演技。
三浦友和さんは、何とも言えない優しさと重厚さ。
鈴木亮平さんも、西郷どんの数倍良かったです(笑)
ピアニストを断念して調律師になったと言う役の光石さんもーー。
ピアノの調律の様子も良く描かれていて興味深い内容でした。
外へ出て
「良い映画だったーー。
観て良かったーー。」と思いました(#^.^#)
北海道の景色も美しかったです。
私はそこに置かれているピアノで弾く事がピアニストの宿命。
エエー(*_*;このピアノで弾くんですか?と言うピアノにも何度も出会いましたが、
そのじゃじゃ馬を乗りこなしてこそ――と言う気持ちが有りました。
ただ数年前の教会での井上二葉先生のリサイタル。
「あのピアノは無理でしょ。入れ替えるでしょう。」と言われていましたが、当日のプログラムには先生が東京から呼ばれた高名な調律師の方のお名前が載っておりました。
プログラムに調律の方のお名前が載る事は非常に稀です。
しかし演奏を聞いて
「これが、あのピアノ?」
勿論、二葉先生の演奏も素晴らしい訳ですが、あのピアノが調律でこうなるんですか?と言う音に。
改めて、調律の凄さを感じました。