2018.06.06
同級生の中で一番に結婚した主人。
新居には独身の友人方が来られ、ガバガバ食べて飲んでーー((+_+))
そんな中、1人で来られたM君(いえMさん)は
「奥さん、この料理、美味しいですね。
このソース、本当に美味しいです。」と静かな口調で褒めて下さり、
若い男性なのに、心配りの有る方だと
私はとっても嬉しく思い、すっかりMさんのフアンに(#^.^#)
「まだ新居で殺風景なのです。」と話すと
「いいえ奥さん、空間は必要なんです。
人間には空間は大切です。」と
真顔で芸術家の様な事を言われ(^-^;
そうかと思うと
「経営不振で10数年新入社員を採用していない大映に入ったので、何年かすると上が居ないのでボクは社長になれます。」と面白い事を言われ(笑)
若き日の佐藤浩市さん主演の映画「敦煌」の撮影で中国へ行かれ、過酷な現場だったそうですが、主人と産まれたばかりの長男に中国の石で作った印鑑をお土産に下さいました。
特に長男の印鑑はフルネームが彫られていて、横に「敦煌」と刻まれており、一家を持った長男は今、実印で使わせて頂いています。
勿論、主人に頂いた印鑑は我が家の実印です。
その後、お友達と独立して映画会社を作ったと言われて良く招待券をお送り下さり、主人と観に行きました。
しかし当時はオカルト映画ブーム。
田中麗奈さん主演の
「がんばっていきまっしょい」も広島では私達を入れて7人程。
大丈夫なのかと(*_*;
見終わると、彼の作る映画はどの作品も本当に清々しさが残る、良い作品ばかりです。
帰りの車でチケットと一緒に下さったサントラ盤を聴くと全曲韓国の歌。
「どうして韓国?」と聞くと主人は
「Mが言うには韓国の音楽が流行るそうだよ。」と言うので、ええー?韓国???
しかしその数年後、あの「冬のソナタ」で日本は空前の大韓流ブームに。
今も韓流スターの音楽が溢れる様になり、Mさんは先を読まれていたんですよねーー。
その後、「がんばっていきまっしょい」は数々の賞を獲って再上映されロングランに。
「Shall we ダンス?」は大ヒット。
その後の「ウォーターボーイズ」も「解夏」も良かったですねーー。
先日主人が
「Mが芸大で教えているって噂だよ。」
「芸大?何を?音楽学部と美術学部--ん?」とネットで見ると
「アリャアーー教授になってるーー((+_+))
大学院で映像科とかが有るらしい。」と言うと
主人も「へええ芸大の教授?凄いなあーー」と。
あの時
「奥さん、このソース美味しいですね。」と褒めて下さったMさんを懐かしく思い出しました。