2018.04.16
ここでお話しするコンクールは子供さんのコンクール(幼児から高校生まで)についてです。
「コンクールにも功罪が有りますから」と言うと「そうなんですか?」と聞かれ、
私の方がエッ?((+_+))
どちらも大人の対応次第なのですが。
前回も書いた様に以前はコンクールと言えばプロへの登竜門でしたが、
今や呆れる程(笑)のコンクールが有ります。
しかし、共通しているのは、
本当に下手なお子さんが居ないと言う事でしょうか。
其々の先生が
「この生徒さんなら」と思う生徒さんしか出されないからでしょう。
何故なら、発表会はご家族、お友達がそのお子さんの演奏を
「暖かい気持ちで聴こう」と言う姿勢な訳ですが、
コンクールとなるとどうしても
「競う」と言う面が出て来ます。
わざわざ、恥を掻かせる状態で生徒さんを出す必要等、有りませんから。
最大の良い点は、
同じ学年のお友達何十人もが同じ曲を(課題曲が有る場合)弾きこんで来る事です。
ハッキリ言えば
「井の中の蛙、大海を知らず」が
大海の片りんを知る事が出来る事でしょう。
もう自分は頑張って弾けていると思っていても、上には上が居る。
こういう演奏が出来るお友達が居るのだと言う事を目の当たりにする事は、
これからの生徒さんの成長に最大の良い刺激になります。