2017.07.07
天才肌の登場人物より私が惹かれたのは、妻子が有り楽器店に勤務する高島明石という挑戦者。
コンクール参加者は全員本選のオーケストラとのコンチェルトの曲まで準備します。
オケの部分をピアノに編曲した曲を誰かに弾いてもらい2台のピアノで合わすのですが、本の中でもこの2台のピアノを確保する難しさが描かれています。
私も大学の講師演奏会なら、大学のレッスン室を借りられるのですが、それ以外のコンサートで2台の曲を弾くとなると自宅に2台ピアノをお持ちの先生でも1台は古いアップライト(縦型ピアノ)とグランドがほとんど。
やはり音質も音量も違います。
グランドを2台持っている知り合いに
「自宅にグランド2台持っていないのに、2台の曲を選ぶってオカシイよね?」
と
キツイ一言を言われ、撃沈。
ホトホト困り果てていた時、
カワイのI店長さんが
「店のピアノ、使って下さい。」
と言って下さったのです。
今は失くなりましたが、当時宮内のバイパス沿いにカワイの大きなピアノセンターが有り、グランド3,4台とアップライト7台程が常時展示されていたのです。
「本当に良ろしいのですか?」
もう狂喜乱舞!(^^)!
「では開店前か閉店後に<(_ _)>」と私が言うと
「いやいや、先生のご都合の良い時来られて合わされたら良いですよ。」と笑顔でーーー。
私達はこういう楽器店の方々の並々ならぬ愛情とご支援を頂いて演奏活動が出来ています。
この本の明石さんも2台のピアノの確保に困り、禁じ手の勤務先の店頭のピアノを借りて合わせたーと書かれています。
恩田さん、本当に凄い(*_*;