2017.06.15
ブルグミュラーには超有名な25の練習曲とその次のレベルの18の練習曲が有ります。
(まだ他にも有るにはありますが)
しかし、18の方はレスナーでさえ、
「知らない。」
「弾いた事も弾かせた事も無い。」と言う先生も。
私が考え得るその理由を2つ程挙げたいと思います。
①余りに25が有名な為、
「今、ブルグミュラーを弾いている。
発表会でブルグミュラーを弾いた。」と話すと
まだあの25を弾いているのかーーと誤解される恐れがーー(*_*;
もし、「18の方」と話したとしても
レスナーでさえ18と25の区別が付かない先生もおられる程ですから。
他のテキストのレベル指標にされる程、ブルグミュラーは有名なテキストです。
バイエル下巻程度、
ブルグミュラー程度、
ソナチネ程度。
ここで言っている「ブルグミュラー程度」と言うのは当然、あの25の練習曲を指しています。
先日冬のオリンピックの荻原次晴選手が
「双子の兄健司が余りに優秀で誰も弟で有る自分の存在すら知らない。
頑張っても、健司健司と間違えて応援されて辛かった。」
と涙ながらに話されていましたが、まさに18はそういう立場でしょうかーー(-"-)
②18に進む頃には生徒さんも成長され、オクターブもペダルも届く様に。
ですから選択肢は限りなく広がって
シューマン、メンデルスゾーン、モーツアルト、ベートヴェン等名立たる作曲家の曲も目白押し。
そこにブルグミュラー18がーー(-"-)
しかし18君、私は18の方が好きですよ。
どの曲もきれいですし、流石ブルグミュラー、短い中に相変わらず色々な要素を入れて曲らしい曲に仕上げてくれています(#^.^#)