2017.04.13
2月頃からauのCMにモーツアルトのピアノソナタが流れています(*^_^*)
ソナチネⅠの本の中にも入っていますね。
K(ケッヘル)545の第1楽章はあの超有名曲。
その第3楽章。
発表会も終わり、生徒さんにこの曲を薦めるも、思いの外、難しい(+_+)
何故なら出だしはミソ、ミソと同じ音を連打する訳ですが、基本、同じ音の連打は指を変えて弾きます。
手の造りとして、速い連打は苦手ですので、必ず指を変えて弾きます。
ただ、生徒さんはこれを嫌がります。
「最初は難しく思うかも知れないけれど絶対指を変えた方が速く動くから」と話すのですがーーー(*_*;
それとこの曲はロンド。
つまりABACAと同じ部分が繰り返され、間に違う部分をサンドイッチ状に挟む。
ところがこの曲は同じ様な部分が次の展開の為に、指使いを変えなければいけない所が多々有り、生徒さんは益々
「もう、指は何でも良いじゃん!」となりーー(*_*;
それでは絶対弾けないのですがーー。
まあ言ってみれば、早口言葉で口がもつれるって感じでしょうかーー。
単純そうに聞こえますが、弾く方は、単純が故に、神経を使います。
「モーツアルトは子供と50過ぎた者しか弾けない。」と言われた先生がおられましたが、モーツアルトはそのシンプルさ故に、隠し様が無いので、歳を重ねる毎にその難しさを痛感する訳でーー。
最近は、面白いCMのバックに流れるモーツアルトを単純に楽しんでいます。
いつも思うのですが、こういう選曲ってどういう方が決められるのでしょうね。
今回は、学校風景に溶け込んでいてバッチリって感じでしょうか(^^♪