2016.09.15
大人でも物事に取り掛かるまでに時間が係りますよね?
小さなお子さんなら尚更です。
遊んでいるお子さんに突然
「さあ、ピアノしようか」と声を掛けても、なかなか「ハイ、分かりました」とはいかないものです。
大人には時間の感覚が有りますから夕食までにーとか眠くならない前にーと言う思いがありますが、お子さんには分かりません。
そこでアナログの時計を1つ準備します(百円均一でもOKです)
「時計の長い針が一番下に行ったらピアノをしよう」と猶予を与えて声を掛けます。
するとお子さんも次第に針が動く事に気付きます。
その内、お子さんにも知恵が付いて
「針が左に言ったらやる」とか「9の所へ行ったらやる」と言い出してくれたらガッツポーズ(^^)/
お子さんに時間の感覚が身に付いて来たのです。
そこで
「じゃあ、8の所に来たら」とか「9の所へ来たらやろうね」と譲歩案を示します。
お子さんが
「9の所へ来たらやるから」と答えてくれたら
「自分で決めた事だからね?約束だからね?」と念を押します。
針が9の所へ来たら
「自分で決めた事でしょ?」と今度は絶対に譲りません。
時には
「お腹が空いたから食べてからやる」とか「友達が来たから後から絶対やるから」と泣いて訴えられても、ここが正念場、心を鬼にして絶対に譲りません。
この時
「自分の親は自分が決めて一度約束した事は絶対に譲ってくれないどうしようもない存在だ。」
と言う事をお子さんに思い知らさなければいけません。
(何だかこわーーい話になって来ましたね(笑)
しかし、ここがその後の分かれ目になります。
毎週5分程で出来る簡単なノートの宿題も出しますが小学校に上がられた時
「学校の宿題大変ですか?」とお母様にお聞きすると
「ここで宿題をする事が身に付いているので全く学校の宿題も時間は係りません」と言って頂きます。
「三つ子の魂百まで」
「鉄は熱いうちに打て!」と言うのは今も昔も同じですね。
宜しければ一度お試し下さい(#^.^#)