2016.06.12
こんにちは。枚方市のピアノ教室、YOKOピアノ教室です。
先週、弾き合い会をしました。
一人2曲ずつ、連弾もOKです。
まず、くじで順番を決めます。決まった順番に座りなおして、弾き合い会の始まりです。
教室の弾き合い会では、ただ演奏して終わりではなく、一人弾き終わるごとに、全員が感想を言うことになっています。実は、弾くこと以上にこれが大切なのです。
演奏する子は、いつも通りに弾ける子、とても緊張してしまう子など、それぞれですが、やはりこの時にそれぞれの課題が見えます。それは、私にとっても再確認という意味で、しっかりメモを取ります。次回のレッスンの時のために・・。
さて、みんなの意見は・・・?
最初に、「上手でした」とか「きれいに弾けていました」だけの感想はダメと言ってあります。
弾くより、意見をいう方が緊張していたのではないかしら?
何度も止まってしまった演奏については、
「弾き間違えをしていましたが、リピートの時には、間違えないようにしていました。」
ちゃんと、曲の構成も聴けたんだなあ・・。
曲名が子馬の演奏には、
「子馬が元気に跳ねている感じが出ていました。」
曲名を聴いて、イメージできたんだなあ・・・。
など、感想をいうことで、まず、人の演奏を真剣に聴くこと、そして具体的に言葉にしないといけないので、その訓練にもなります。
これを積み重ねることによって、自分が演奏するときにも、もっとこうしたい、とか、ここを直したいとか、そのためにはどうしよう・・、などの工夫が生まれてきます。
とっても、時間のかかることですが、自分を音楽で表現できるようになるために、本当に大切なことだと思います。レッスンでも、いつもどうしたいの?と問いかけて、それが表現できる手助けをしているつもりです。
さて、せっかく集まったので、最後に即席のアンサンブルで、「茶色のこびん」をやりました。
リコーダーをもってきて、カスタネットとすずも加わって、合奏の楽しみを味わいました。
次回のレッスンでは、それぞれに伝えたいことが沢山あります。楽しみです!