2021.03.24
こんにちは。
枚方市のピアノ教室、YOKOピアノ教室です。
もうすっかり春!ですね。お花見には行けませんが、庭の紅花常盤マンサクが、もうすぐ咲き誇ります。本当に樹全体がショッキングピンクに包まれて、遠目にも嬉しいのです。散ると、お掃除がそれはそれは大変なのですが、楽しみな季節です☆
この三月で高校三年生になるHちゃんと、妹のSちゃんが退会されました。
小学生の頃からのお付き合いです。前に違う先生に習っていて、引き継がせてもらいました。それからほぼ10年たち、すっかり綺麗な女性になりました。
本当に小さい時に、レッスンが終わってお母さんがお迎えに来られるまで一緒に遊んだり、姉妹連弾でけんかしたり、受験勉強のグチを聞いたり、試験や部活や塾の話を聞かせてくれたり。とにかくピアノも熱心に弾いたけど、よく話したね。
発表会では、ショパンやグラナドス、カスキなど魅力的な曲を弾いてくれました。私もどうやって音色や曲想について具体的に伝えるかなど、毎回のレッスンが真剣勝負だった気がします。
最後のレッスンの終わりに、二人から手紙をもらいました。
「いつも、練習が出来ていないときでも、終わった後に楽しかった、来週も頑張ろうと思えるレッスンでした。とにかく楽しかったです。ピアノは人生の中で、とても大事なものです。」
と、書いてくれていて、これ以上ない嬉しい気持ちになりました。
どの子にも、帰りには良かった、楽しかった、と思って欲しいと、続けてきたレッスンです。このような形になって私に返ってくるとは。何とも言えない嬉しさがこみ上げました。
帰った後に、お母様にお礼のメールを送ると、お返事がありました。
「今日は私もなんだか嬉しい?寂しい?気持ちで涙がこらえられませんでした。私が叶えられないことを娘たちに望んでいたのだと思います。」と。
レッスンはご家族の皆様のおかげでできるのだな、みんなどこかで気持ちが繋がっているのだな、と実感しました。本当にありがたいです。
お手紙を私の宝物にして、これからもピアノがみんなの人生のお供になるように、心をこめたいと思います(^^♪