2019.02.16
こんにちは。
枚方市のピアノ教室、YOKOピアノ教室です。
バレンタイン、終わりましたね。家族に渡すチョコレートを選びながら、最近はしっかりと試食させて下さるところも多く、いつもあげるよりもらいたいわ!と思ってしまいます。
でも、生徒たちから、愛の手作りチョコをもらいました。嬉しいです(^^)
世の中がバレンタインで華やいでいる中で、一生懸命に勉強しているのが受験生です。今年は中3のHさんが一人ですが、先月までずっと休まずにレッスンに来ていましたが、さすがに2月はおやすみして、受験に集中する事になりました。
受験生に、どんなレッスンをするのか…。それはそれぞれの生徒の個性にもよるし、全ての生徒にも当てはまりますが、一番大切なのは、その子が自分の気持ちを投影したり、さらけ出せる曲を選ぶ事だと思います。
Hさんは頑張り屋で、部活と塾とピアノを両立させてきました。長いお付き合いの中で、その音楽の大人っぽさと繊細で感受性の豊かなところに、内面の成長ぶりを感じています。
Hさんには、ドビュッシーだな!と思い、アラベスクの1番を渡したところ、忙しいにもかかわらず、譜読みも頑張り、まずまず弾けるところまで来ました。それからは、毎回とにかく表現についての話し合いと、それをするための演奏技術を伝えていきます。Hさんは自分のイメージをちゃんと持っていて、後はそれを演奏にしていくのですが、こういう練習によってこそ、テクニックは身についていくのだなと実感しています。
もう一曲は、邦人の最近の曲です。Hさんの演奏からは、中学生のセンチメンタルな気分や、不安感が、なんとも言えず感じられます。
大人の私が反対に教えられる一瞬もあります。
Hさんは、一つ合格を決めて、これからさらに頑張っているところです。妹によると、結局家では弾いているそうで…。3月の再会が楽しみです。
春が待ち遠しいですね!