2016.11.24
昨日、友人と二人の合同発表会、無事終了しました。
今回は、2週間ほど前からひいていた風邪が、土日に悪化して、すっかり声が枯れてしまいました。
急きょ、当日のアナウンスを降板し、無言で裏方に・・・。
生徒たちを舞台下手に順番に誘導して、舞台上では、足台の交換や、譜面台の上げ下ろし、椅子を増やしたり減らしたりと、プログラムとにらめっこであたふたと動き回りました。
その間、合奏の伴奏や歌の伴奏、講師連弾の時には、合間を縫ってドレスに着替えたりと、大わらわです。
保護者の方にも、
「先生、大変でしたね・・。」
と、いたわっていただきました。
声はおじさんのようでしたが、笑顔とドレスでどうにか体面を保てたかな?
さて、肝心の生徒たちの演奏は、6月ごろから準備しただけあって、弾くのは大丈夫、あとは
本人の最後の集中と追い込みです。本番、本人の表現したいことが伝わる演奏を聴けるのは、至福の喜びです。一人一人がいとおしくなります。それだけ、みんな曲に、音楽に自分を込めるのですね・・・。弾き終わった後の表情は、満足気であったり、悔しそうだったりと色々。でも、みんなそれぞれに輝いていたと思いました。
今回の、私が選んだ曲にも、それぞれの生徒への思いを込めています。やたらに長かったり、ただ指がよく動くのを見せるような曲はあえて選ばずに、個性の生きる曲選びをしたつもりです。
ワルツを弾く子とは、実際手に手を取り合って踊ってみたり、また、一緒にお話しづくりをしたり、と、本当に私自身、レッスンを楽しんだ気がします。
さあ、少し休憩したら、次の曲選びです。ワクワクします!