2016.10.21
あっという間に秋めいてきました。
こんにちは。YOKOピアノ教室です。
10月2日に、兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホールであった、
「フォーレ四重奏団」
を聴いてきました。
このカルテットは、前からぜひ生で聴きたいと思っていたのですが、来日するということで、半年も前からチケットを手に入れて楽しみにしていました。
曲は、ブラームスのピアノ四重奏曲第1番、
ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」
アンコールに、フ-ベルトのフォーレタンゴ
そして、シューマンのピアノ四重奏曲より、第三楽章「アンダンテ カンタービレ」
大満足の演奏でした。私は、ピアノを弾くので、やはり耳はピアノに行きがちなのですが、バイオリン・ビオラ・チェロの響きの美しいこと!!
同じ種類の楽器ですから、申し分なくしっくりと
調和するのです。
そして、4人の親密さ、信頼の厚さ、普通の生活にはない濃密な感じが、人間って素晴らしいなと、感動させてくれました。
ブラームスは、さすがドイツの音楽家たち、自国の音楽はお手の物なのでしょう。民族調の部分も、何とも言えず自然に演奏していました。
息がぴったりです!すがすがしいほどでした。
展覧会の絵は、ピアノか、オーケストラでしか聴いたことがなく、ピアノ四重奏でどうなるのかとおもいましたが、見事に堂々たる演奏でした。
フォーレタンゴは、フ-ベルトがフォーレ四重奏団のために書いた曲で、とってもおしゃれに演奏していました。
そして、秀逸だったのが、シューマンのアンダンテ・カンタービレです。これでもかというほど歌っていました。やはり名曲ですね。愛情あふれる旋律の数々です。
カルテット、ぜひお聴きになるといいですよ!はまります!
やはり、うまい人ほど没頭して、熱中して、必死で演奏されるものですね・・。
これから年末にかけて、何度か本番で弾かせていただくので、私もエネルギーを傾けて、しっかり演奏したいと思いました。